電話と名の付くものは、私たちの生活に沢山溢れていますよね。そこで「電話map」では、巷に溢れる「電話」に関するいろんなものを紹介していきます!
電話機 商品
電話機の王道・・・黒電話!を覚えているでしょうか?子供のころを思い出す方も多いのではないでしょうか?
素朴な疑問なのですが、今でも黒電話機は使う事が出来るのでしょうか・・・もちろん使える黒電話機もあります!現代仕様のモジュラーコードがついているタイプでは、ジャックに差し込んですぐに使う事ができます。この場合、ダイヤル回線での使用となります。黒電話機やレトロな電話機を扱うお店も存在し、あえてレトロがイイ!と、こだわる人などに根強い人気を集めている様です。価格も1台1万円程。少し。割高になってしまいますが、古き良き日本の文化感じる事の出来る電話機なんていうのも、おしゃれですね。
- 久しぶりに虫明亜呂無の文章に触れる感激!

- 2009年、こうして久しぶりに虫明氏の文章に触れる感激を味わいつつ、
この企画を遂行された高崎氏および出版社そして、故人の貴重な原稿を公開
してくださった奥様に深く感謝いたします。
スポーツする肉体と精神についての卓抜なる見解と、「永遠の謎と美」である
女性たちの感性と思考を、鋭い直観としなやかな感受性で表したその文章は、
彫刻のような硬質さと上質の絹のような優雅さを兼ね備えたとでも言うべき、
理知的でしかも官能的な文体であった。
本文よりいくつか引用してみよう・・・
女優というのは、生涯をとおして化け物でなければならない。七十歳の
老女優が二十歳の足取りで、恋の口説きに入神の演技を見せる。
愛に執着するゆえに、愛と恋をやすっぽく扱わないでくれと彼女たちは
要求する。
現実の女性たちは肉体の重さを知っている。それゆえに、肉体を感じさせない
女性に強烈にひかれてゆく。彼女たちの心情には、肉体の呪縛からの逃走願望
が強烈にまつわりついている。彼女たちは失われてゆく清潔さへのメランコリー
をいとしく思うのである。
彼女たちは、なぜ、男性と交渉をもつのか。・・・彼女たちは恋を望みながら、
反面では、恋の重さや、湿りや、かげりが、どれほど彼女たちの情念の動きを
渋滞させ、情念に影をさすかを熟知しているのである。彼女たちは恋のやりき
れなさや、恋の傷つきやすい性格を忌避しようとする。と、同時に、いったん、
身も心も許した男には、最後まで彼女の愛を確認してほしいと願うのである。
最後に一言。この本は素晴らしい!
でも、こと女性論、恋愛論に限っていえば、34年前に青春出版社より発行の、
300ページ近くに及ぶ労作「愛されるのはなぜか」の復刻を強く望みます。
短編小説集を別にすれば、全体をひとつのテーマが貫いている唯一の長編小説的な
評論で、この著こそ、虫明亜呂無の代表作品だと思います。



